表示・印刷
C.イメージ関連
1. 過去に出願したイメージを使用して送信ファイルを作りましたが、以前とイメージの大きさが違うようです。
- Windows
<回答>
イメージの挿入箇所により、イメージの規定が異なります。
また、2003年7月より、特許・実用の書類に使用するイメージの規定が変わっています。
同じサイズのイメージでも送信ファイルで扱う解像度が違う場合があります。
電子出願ソフトの操作マニュアル→書類作成編→1.2.1 HTML文書で使用できるイメージ を参照して確認してください。
※Word2000以上のバージョンをお使いの場合はイメージ挿入方法が違うために発生することもあります。
イメージ挿入方法が正しいか、『Word2000以上のバージョンでの書類作成(HTML形式)について』でご確認ください。
2. 送信ファイルを表示・印刷すると、イメージの色が変わっています。
- Windows
<現象>
送信ファイルを表示・印刷したものと、イメージソフトで確認したものとを比較すると、黄色がグレーになるなど色が大きく違っています。
<対策>
一般的に表示・印刷するソフトや機器により微妙な差は生じます。しかし、黄色→グレーなど明らかな色の相違は圧縮をかけたことによる色などの劣化が原因と考えられます。
保存後のイメージを確認し、圧縮率を高くしすぎないようご注意ください。
圧縮の具体的な方法については、よくあるQ&Aの「JPEGのイメージを組み込んだら、送信ファイルのサイズが非常に大きくなります。」をご覧ください。
3. 送信ファイルを印刷すると、イメージが印刷されない場合があります。小さくなったり、崩れたりする場合もあります。
- Windows
<現象>
送信ファイルを作成し、表示するときれいに見えますが、印刷するとイメージ部分が抜けて文字だけ印刷される場合があります。
また、イメージが小さくなったり、崩れた状態で印刷される場合もあります。
この場合、大抵プレビューでも同様の現象になっています。
<対策>
大抵は、プリンタドライバを最新のものに入れ替えると直ります。
1つのプリンタに複数のプリンタドライバがある場合、ドライバの種類をかえると直る例もあります。
詳しくは、プリンタのメーカーにお問い合わせください。
また、プリンタの設定(解像度など)によって発生する場合もあります。
この場合、プリンタの解像度を下げるなど、設定を変更すると正常に印刷されることがあります。
4. 送信ファイルにすると、元イメージより縦長(または横長)に表示されます。
- Windows
SGML系の書類(意匠、商標の出願・中間書類(納付書を除く)及び審判書類全般)は、表示/印刷時のcm換算において1mm未満を切り上げます。
そのため、切上げ前後の差が横縦で相違することにより、細長いイメージの場合、若干縦長(または横長)に見える場合があります。
詳細は、「書類・イメージ作成関連」の「送信ファイルにすると、元イメージより縦長(または横長)に表示されます。」をご覧ください。
5. PDFを表示すると、イメージの色が元と異なります。
- Windows
<回答>
色が変わって見える場合、以下のいずれかでないかご確認ください。
- インターネット出願ソフトから表示したPDFを、印刷機能を使ってPDF出力した場合にイメージの色が変わることがあります。
「発送書類の「共通」の書類(特許(登録)証など)を、データで納品する方法を教えてください」でご案内する方法でPDF出力してください。
※以下の方法で出力したPDFは、色が変わる場合があります。- インターネット出願ソフトから表示→PDFは別画面で表示されます
- PDFの表示画面より、印刷→プリンタに「Microsoft Print to PDF」などPDF出力用のドライバを指定して印刷→PDFが出力されます
- PDFをブラウザで表示すると、色が変わって見える場合があります。
「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」を既定のアプリに設定してから表示してください。
既定のアプリの設定方法は、以下をご覧ください。
「PDFの書類が表示/印刷されません(国際出願の書類や、PDFを添付した書類)。」
6. 「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」で表示したPDFのイメージが元と異なります。
- Windows
<回答>
8月以降に更新された「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」で発生を確認しています。
同一ソフトの同一バージョンでも、別端末では発生しないため、「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」のインストールやアップグレードに失敗しているなど、環境に依存する問題と考えられます。
現象を確認しているバージョンは以下です。
2025.001.20630
2025.001.20643
以下<確認方法>で、対象書類のPDFを表示して内容をご確認ください。
この方法で正常に表示できる場合は、PDFに問題はありません。
<確認手順>
- 対象の書類をHTML変換します。
- 出願ソフトのリストビューで、問題の書類を右クリックします。
- 〔HTML変換〕をクリックします。
- 出力先を指定して〔OK〕をクリックします。
→指定した場所に、対象書類のHTMLとPDFが出力されます。
詳細は「発送書類の「共通」の書類(特許(登録)証など)を、データで納品する方法を教えてください」の「1-C.HTML変換」をご覧ください。
- 出力されたPDFを、別のPDF表示ソフトか別端末で表示します。
- 別のPDF表示ソフトで表示する場合
- 出力したPDFファイルを右クリックします。
- [プログラムから開く]→〔Microsoft Edge〕をクリックします。
※「Microsoft Edge」は、ご利用のブラウザ(「Google Chrome」や「Firefox」)に読み替えてください。
→指定したブラウザでPDFが表示されます
- 別端末の「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」で表示する場合
- 出力されたPDFを別端末にコピーします。
- PDFファイルを右クリック→[プログラムから開く]→〔Adobe Reader(または「Adobe Acrobat」)〕をクリックします。
別端末で「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」を既定のアプリにしている場合は、PDFファイルをダブルクリックします。
→「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」でPDFが表示されます
- 別のPDF表示ソフトで表示する場合
- 表示されたPDFのイメージが元と同じ場合は、PDF(特許庁から受信した書類)に問題はありません。
◆「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」について
-
PDFに問題がない場合、「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」をアンインストールしてから、再度「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」のインストールをお試しください。
改善しない場合は、メーカーにお問い合わせください。
アンインストール方法
- Windowsのスタートボタンを右クリック→「インストールされているアプリ」をクリックします。
- 一覧より「Adobe Reader」または「Adobe Acrobat」を探します。
- 「Adobe Reader」または「Adobe Acrobat」の〔…〕をクリックし、〔アンインストール〕をクリックします。
→以降は、表示された画面の指示に従ってください。