電子証明書タイプ毎の特徴と注意事項
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共通の注意事項
- 1つの電子証明書に対し、複数の識別番号を特許庁へ登録することはできません。
- 1つの識別番号に対し、複数の電子証明書を特許庁へ登録することは可能です。
- 1台のパソコンで複数の識別番号を使い分けることができます。但し、識別番号を変えるには、インターネット出願ソフトの再起動が必要です。
- 1つの電子証明書を複数台のパソコンで利用できます。その場合、1台毎に電子証明書の登録作業(申請人利用登録)が必要です。
但しファイルタイプの場合は、1台目で作成した証明書ストアを、別のパソコンにコピーして使うこともできます。 証明書ストアを別のパソコンで使う場合は、電子証明書の登録作業(申請人利用登録)時に他のパソコンでも利用可能とするよう指定します。
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ICカードタイプの場合
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ICカードの一般的特徴について
- ICカードは、カード自体が証明書ストア(電子証明書および秘密鍵の保存場所)です。大切に保管してください。
- お使いのOSによっては、利用できない場合があります。OS毎の利用可能状況は、特許庁サイトの「電子出願の事前準備 『電子証明書の取得』の『(2)電子証明書の種類』」の「ICカード形式(PKCS#11)」を参照してください。
- 1台のパソコンにつき、1台のICカードリーダを使用してください。1台のパソコンに複数のICカードリーダを接続すると、正しく動作しない場合があります。
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Pin(電子証明書のパスワード)について
- Pin(電子証明書のパスワード)を忘れた場合、確認方法はありません。忘れた場合の対応方法は、電子証明書発行元へお問合せください。
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Pin(電子証明書のパスワード)を連続して間違えると、ICカードがロックされ、使用できなくなります。
3回でロックされる電子証明書もありますのでご注意ください(ロックされるまでの回数は電子証明書によって異なります)。
ロックしてしまった場合の対応方法は、電子証明書発行元へお問合せください。 - Pin(電子証明書のパスワード)は電子証明書発行元から配布されるツールで変更できます。詳細は電子証明書発行元へお問合せください。
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インターネット出願ソフトで使う場合の注意事項
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ICカードは、インターネット出願ソフトを終了するまでICカードリーダにセットした状態で使用します。途中で抜かないでください。
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ICカードは、インターネット出願ソフトを終了するまでICカードリーダにセットした状態で使用します。途中で抜かないでください。
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ICカードの一般的特徴について
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ファイルタイプの場合
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ファイルタイプの一般的特徴について
- お使いのOSによっては、利用できない場合があります。OS毎の利用可能状況は、特許庁サイトの「電子出願の事前準備 『電子証明書の取得』の『(2)電子証明書の種類』」の「ファイル形式(PKCS#12)」を参照してください。
- 1つの電子証明書格納ファイル(PKCS#12)から、複数の証明書ストアを作成し、複数台のパソコンで同時操作できます。
- インターネット出願ソフトへの電子証明書の登録作業(申請人利用登録)後は、電子証明書格納ファイル(PKCS#12)は使用しません。別途、大切に保管してください。
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Pin(パスワード)について
- Pinは、インターネット出願ソフトへの電子証明書の登録作業(申請人利用登録)時に指定して頂きます。
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Pinを忘れた場合、確認方法はありません。
Pinを忘れた場合は、再度電子証明書の登録作業(申請人利用登録)を行い、電子証明書格納ファイル(PKCS#12)から証明書ストアを作成し直す必要があります。 - ICカードと異なり、Pinを連続して間違えてもロックされません。
- Pinは、インターネット出願ソフトの『証明書』タブで変更できます。
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「証明書ストア」について
- 「証明書ストア」は、インターネット出願ソフトへの電子証明書の登録作業(申請人利用登録)で、「証明書ストアの場所」に指定した場所に作成されます。
インターネット出願ソフトは、この「証明書ストア」を使用します。 - 「証明書ストア」はインターネット出願ソフト専用です。他のソフトからは使用できません。
- 「証明書ストア」は、電子証明書の登録作業(申請人利用登録)をしたパソコンでのみ使用できます。
別のパソコンでも利用する場合は、電子証明書の登録作業(申請人利用登録)時に選択してください。
- 「証明書ストア」は、インターネット出願ソフトへの電子証明書の登録作業(申請人利用登録)で、「証明書ストアの場所」に指定した場所に作成されます。
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インターネット出願ソフトで使う場合の注意事項
- 「証明書ストアの場所」に外部接続媒体を指定した場合は、インターネット出願ソフト使用中は常に外部接続媒体を参照可能な状態にしてください。
- 外部接続媒体は、接続毎にドライブ番号が変わる場合があります。
ドライブ番号が変わった場合は、〔識別番号リストメンテナンス〕で参照先を変更してください。 - 不要となった識別番号は、〔識別番号リストメンテナンス〕で削除できます。
これは識別番号リストから削除するだけで、証明書ストアの内容は削除されません。
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ファイルタイプの一般的特徴について