指定立替納付照会
指定立替納付照会の基本的な操作について説明します。
こちらでは基本操作のみをインターネット出願ソフト操作マニュアルから抜粋して説明しています。詳細については、操作マニュアルの以下の章を参照してください。
操作マニュアル IV.操作編 → 第7章補助機能 → 7.7指定立替納付照会
操作のながれ
指定立替納付照会の基本操作は、以下のながれで行います。
(1)指定立替納付情報ファイルを受信する (2)受信した指定立替納付情報ファイルを確認する |
操作手順
使用するタブ:補助 |
(1) 指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルを受信する
- 〔指定立替納付照会〕ボタンをクリックします。
- 指定立替納付照会画面で、開始/終了年月を入力し、〔実行〕ボタンをクリックします。
→ 特許庁との通信が始まります。
→ 特許庁との通信が完了すると、照会を依頼した指定立替納付(クレジットカード納付)情報が一覧に表示されます。
(2) 受信した指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルを確認する
- 指定立替納付フォルダを開いて、識別番号フォルダをクリックします。
- 受信した指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルを選択し、〔表示〕ボタンをクリックします。
- 表示された指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルの内容を確認します。
※以下は「指定立替納付(クレジットカード納付)情報の表示サンプル」です。番号等は実在するものと関係ありません。
- 指定立替納付照会について
- 指定立替納付(クレジットカード納付)情報は、オンライン出願(オンライン請求)した月で照会してください。
- 照会結果は、オーダーID単位(利用承認単位)でまとまって、書類毎に一覧表示されます。
- 申請書類が不備や二重出願(二重請求)になった場合は、料金が発生しないため、照会対象外となります。
- 複数同時に送信して、一部が「二重出願」や「不備」になった場合、そのオーダーIDは取り消され、受理された書類に対して新しいオーダーIDが自動的に付与されます。
受理された書類は新しいオーダーIDでご確認ください。
新しいオーダーIDには、「取消」になったオーダーIDが、(変更前オーダーID:XXXXXXX-XXXX-XXXXX)と表示されます。
→「指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルの表示項目」の「オーダーID」「変更前オーダーID」を参照してください。 - オンライン直後は仮の状況です。5分~10分経過後に照会してください。
以下の場合は、直後のオーダーID状況は「有効」ですが、「取消」になります。
・ 二重出願(二重請求)
・ 書類不備
・ 請求の徴収外(書類不備、閲覧の却下、無料閲覧など) - 請求は対象書類が準備されてから売上処理します。
準備できた書類から照会結果に反映されるため、全書類が揃うまで時間がかかります。
時間をおいて照会してください。
→「指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルの表示項目」の「売上処理日」を参照してください。 - 返還情報は、返還請求対象書類に反映されます。
返還金が入金されてから、返還請求対象書類をオンライン出願した月で照会してください。
例)以下の場合、特許願をオンライン出願した「2024年1月」を指定して照会してください。
2024年1月 : 特許願をオンライン出願
2024年3月 : 既納手数料返還請求書をオンライン出願
(【返還請求対象書類】特許願 ) - 返還情報の反映は、以下の書類が対象です。
・既納手数料返還請求書 [特許・意匠・商標]
・既納手数料(登録料)返還請求書 [実用のみ]
いずれも『出願』タブで提出した書類に限ります。他のタブや書面で提出した場合は、反映されません。
- 指定立替納付(クレジットカード納付)情報ファイルの表示項目
「指定立替納付(クレジットカード納付)情報の表示サンプル」の①=オーダーIDの情報(オンライン操作単位) 項目名 説明 オーダーID取得日 オンライン出願またはオンライン請求した日 オーダーID オンライン出願(オンライン請求)で自動的に取得されるIDです。
複数同時に送信して、一部が「二重出願」や「不備」になった場合
- 「二重出願」や「不備」になった書類は、料金が発生しないため、照会対象外となります。
- この時のオーダーIDは取り消され、受理された書類に対して新しいオーダーIDが自動的に付与されます。受理された書類は新しいオーダーIDでご確認ください。
新しいオーダーIDには、「取消」になったオーダーIDが、(変更前オーダーID:XXXXXXX-XXXX-XXXXX)と表示されます。
変更前オーダーID 複数書類を同時送信して、一部が「二重出願」や「不備」になったときのオーダーIDです。このオーダーIDは取り消されています。
例)
期間延長請求書を3通同時に送信し、1通が「二重出願」、2通が受理された場合の「オーダーID」、「オーダーID状況」、「オーダーID金額」
オーダーID状況 「有効」または「取消」
照会時点の状況です。再照会で変わることがあります。承認結果 「承認」、「承認エラー」、空欄など
クレジットカード利用承認の結果です。オーダーID金額 - 送信時に選択した書類の合計金額です。
- 複数同時に送信して、一部が「二重出願」や「不備」になった場合に新しく付与されたオーダーIDは、受理された書類だけの合計金額です。
売上処理日 特許庁内の売上処理が完了した日
- 複数書類を同時送信した場合は、全書類が特許庁サーバに送信されてから売上処理を行います。
- オンライン請求は、数時間~開庁日で5日程度かかることがあります。
「指定立替納付(クレジットカード納付)情報の表示サンプル」の②=同時送信した書類ごとの情報(1書類の場合は1行) 項目名 説明 書類(納付対象) 申請書類名 整理番号 申請書類中に記載した整理番号
- 特許料/登録料納付書、国際出願(願書や中間書類)は、書類中に記載していても表示されません。
納付金額 申請書類中に記載した納付金額 事件の表示 特許庁の処理完了後に反映します。反映されていない場合は数日後に照会しなおしてください。 受付番号 オンライン出願(オンライン請求)した時の受付番号 使用状況 照会時点の状況です。再照会で変わることがあります。 納付済 利用承認完了、特許庁未処理 使用済 特許庁で申請書類との照合が完了 未納付 強制送信の場合 提出日 申請書類の提出日です。特許庁の処理が完了するまで表示されません。 書類名 返還の場合のみ設定します。 返還金額 庁内処理日 -
指定立替納付情報ファイルはCSV形式で出力可能です。
なお、「書類(納付対象)」「書類名」は、書類分類コードで出力されます。
書類分類コードはオンライン手続の各種書類一覧 [特許庁サイトへ]の「手続書類」をご覧ください。
対象の指定立替納付情報ファイルを選択→[目録]メニュー→〔CSV出力〕をクリックします。
以下は「指定立替納付情報の表示サンプル」をCSV出力した、サンプルデータです。
→指定立替納付情報サンプルCSV出力結果
- 「国税庁」への納付(特殊申請の書類カテゴリ「移転登録申請関連手続」)を確認する場合は、「指定立替納付(クレジットカード納付)照会データのCSV出力とソート方法について」を参考にソート等を行っていただくことにより抽出できます。
- 指定立替納付照会について