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仕様変更(パソコン出願ソフト) 平成22年3月31日受付終了

パソコン出願ソフトにおいて国際出願(PCT-RO)機能を使用する際の注意事項について

平成19年9月

パソコン出願ソフトにおける国際出願(PCT-RO)機能をご使用する際の注意事項についてお知らせします。
 パソコン出願ソフトをご使用の際は、かならずご確認ください。
 なお、以下の内容以外の使用上の条件につきましては、現行パソコン出願ソフト3が前提となります。


1.記載(入力)について

No 内容 使用上の注意事項について
1  PCT第4.17規則に規定する申立ての記載方法の一部変更について PCT第4.17規則に基づく申立て(5種類)は、その種類にかかわらず、「氏名」及び「あて名」が日本語で記載された場合には、日本語表記に加えローマ字による表記を併記することになりましたのでお知らせいたします。
 なお、記載(入力)方法等の詳細については「PCT第4.17規則に規定する申立て(標準文言)」をご覧ください。

2.利用環境について

No 内容 使用上の注意事項について
1 推奨PC環境 PCT-RO国際出願の対応を行う場合、現パソコン出願ソフト3の推奨動作環境から以下の点が変更となります。
  • メモリ:512MB以上を推奨(国内出願のみ利用の場合は、256MB以上で問題ありません)
2 関連ソフトウェアAcrobatReaderについて PCT-RO国際出願書類は、PDFデータでの表示・印刷となります。よって、Adobe社製のAcrobatReader(日本語版)ソフトがかならず必要です。
AcrobatReaderソフトのご使用条件は以下の通りです。

【現在お使いのバージョンが3以下の方について】
WIPOの部品が生成するPDFファイルを表示することはできませんので、バージョンアップをお願いします。

【現在お使いのバージョンが4~9の方について】
パソコン出願ソフトでは、バージョン4~9で動作することを確認済みです。
バージョン9は、パソコン出願ソフト0352以上のバージョンでお使いください。


3.エディタ機能における使用上の注意事項

No 内容 使用上の注意事項について
1 インポート・エクスポート機能について 現在ご使用中のPCT-SAFE(WIPOご提供ソフト)から、 インポート・エクスポート機能を用いて情報(「フォーム」、「テンプレート」、「アドレス帳」)を パソコン出願ソフトへ移動することはできません。
2 「包括委任状の写し」等に使用するイメージのファイル名について 「内訳」画面で添付する「包括委任状の写し」等のイメージファイル名は、128Byte(全角64文字)以内とし、 半角の「#」「%」「&」「(空白)」を使用しないでください。
3 添付できる配列表データについて PCT-RO国際出願で添付できる配列表データは、テキストデータ(ST.25形式)のみとなります。

4.表示・印刷における使用上の注意事項について

No 内容 使用上の注意事項について
1 出願人、発明者、代理人のデータ量制限の目安 出願人、発明者、代理人の氏名、あて名の文字制限は以下の通りです。
  • 氏名(日本語):全角192文字まで
  • 氏名(英語):半角192文字まで
  • 住所(日本語、国情報・郵便番号除く):全角448文字まで
  • 住所(英語、国情報・郵便番号除く):半角448文字まで
2 願書・明細書部における表示印刷の不具合(レイアウト事象) 以下の点について、レイアウト上の不具合が発生しております。
  1. 文字種や修飾文字の組合せによっては、行の右端がきれいに揃わない場合があります。
    また、表等を空白合せしようとしてもずれる可能性があります。


  2. 意図しない場所で、強制改行される場合があります。
    特に、長い化学式中に全角文字("δ"など)が含まれる場合、その文字の次で改行される場合があります。
    ※この問題は、パソコン出願ソフト0323版で修正されています。


  3. 図番の表示開始位置(横)が、1頁目と2頁目以降で揃わない場合があります。
    ※この問題は、パソコン出願ソフト0323版で修正されています。


  4. 明細書、請求の範囲、要約書中において、図番とイメージが、イメージのサイズにより同一頁に収まらない場合があります。
    ※要約書中の文中に化学式等のイメージデータを挿入すると、イメージ以下の文章が次頁になってしまうことがありますので、 化学式等を挿入する場合には、文章末に挿入するようお願いします。


  5. 支払い方法で現金納付を選択すると、国際出願手数料の支払方法の欄に「銀行口座への振り込み」の表示がされませんが、 出願データ上には影響はありません。そのまま提出してください。

3 明細書作成時と表示時の違いについて 書類作成時と表示時で見た目が違いますので、特許庁へ送信する前には、かならず印刷(又は表示)した状態をご確認ください。

前提として、明細書は【】付きで国内仕様と同様に作成してください。国内書類作成との違いは、大きく以下の2点となります。
  • 請求の範囲(書類名)
  • 要約書では書類名以外は【】をつけない。

  1. 作成時に入力した項目名の墨付き括弧は、以下のようになります。
    1. 段落番号及び化n、数n、表n、図nは、かぎ括弧"[ ]"で括られる。
    2. 上記以外の項目名の墨付き括弧は、全てなくなり大きめのフォントサイズとなる。

  2. 書類名については、以下のようになります。
    1. "図面"書類名は表示・印刷されず、図面の内容が直接編集されます。
    2. 図面以外の書類名は、書類名だけがセンターに大きめのフォントサイズで表示されます。


5.その他

No 内容 使用上の注意事項について
1 受領書の取得について 国際・国内両方の出願業務を1台のパソコンで行っていて、通信異常が発生した場合は、 異常を解消してから次の業務を行うようにしてください。
そうでないと、1枚の受領書に国際・国内両方の受領情報が混在する場合があります。
2 国内手数料を特許印紙で支払う場合について 支払方法の欄はデフォルト表示のままとしてください。 オンライン出願では基本的な納付方法が予納ですので「予納」がデフォルト表示されます。
プレビュー画面では、送付手数料及び調査手数料が「予納口座引き落としの承認」と表示されますが、 特許印紙で支払う場合については、従前どおり「手数料納付書(法第18条第1項第1号の規定による納付)」で手続してください。